マザー・テレサ  愛の言葉

私達は忙しすぎます。

微笑みを交わす暇さえありません。

微笑み

触れ合いを

忘れた人がいます。

これはとても大きな貧困です。

多くの人は病んでいます。

自分が全く愛されていない。

関心を持ってもらえない

いなくてもいい人間なのだと…。

人間にとって

いちばん酷い病気は

誰からも必要とされていないと

感じる事です。

人は一切れのパンではなく

愛に、小さな微笑みに

飢えているのです。

誰からも受け入れられず

誰からも愛されず

必要とされないという悲しみ

これこそ本当の飢えなのです。

愛を与え

愛を受け入れる事を知らない人は

貧しい人の中でも 最も貧しい人です。

愛はまず家庭から始まるのです。

愛は家庭に住まうものです。

子供達は

家庭の中に愛や微笑みを

見つけることが出来ません。

子供達は寂しすぎるのです。

寂しさを紛らすために

外へ

探し求めにゆくのです。

あなたは

この世に望まれて生まれてきた

大切な人。

貴方が何であり

何処の国の人であろうと

金持ちであろうと

貧乏であろうと

それは問題ではありません。

貴方は

同じ神様がお創りになった

同じ神様の子供です。

傲慢で

ぶっきらぼうで

利己的になるのは

いとも容易い事です。

でも私達は

もっとすばらしい事の為に

創られているのです。

無理な事をどうこう思い悩むのは

無駄な事です。

出来ないことは

神様がお望みでないのだと

思いなさい。

大切なのは

どれだけ沢山の事をしたかではなく

どれだけ心を込めたかです。

私達のする事は

大海のたった一滴の水に

すぎないのかもしれません。

でも

その一滴の水が集まって

大海となるのです。

貧困を作るのは神ではなく

私達人間です。

私たちが分かち合わないからです。

まず知り合う事

知り合えば

お互いに愛し合うようになるでしょう。

互いに愛し合えば

支え合うようになるでしょう。

もし本当に愛したいと願うなら

許すことを知らなければなりません。